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TBI2016参戦記 DAY2
(注:本記事では、会場やルートの雰囲気をお伝えするために、SSER公式ブログより写真を何点かお借りしています)

■4/30(土) DAY-2
TOTAL 531.86km  DIRT  150.02km


5:00 iPhoneのアラームが鳴った。さっき晩ご飯を食べ、寝袋にもぐりこんだばかりのような気がする。実際のところ、三時間ちょっとしか寝ていないのだ。

狭く薄暗いテントの中で最初にやったことは、コンタクトレンズの装着だった。僕は普段は、近視用のワンデーコンタクトレンズをつけているのだが、このレンズでは、乱視を矯正していないため夜の視力がそれなりに落ちてしまう。都市近郊は道も明るく、普段の慣れた道であれば運転にまったく支障はないレベルだが、街灯一つない田舎道や林道を、コマ図だけを頼りにまったくの予備知識なしで運転するとなると、それは話が違う。そこで、TBIに備えて、眼科で乱視を矯正するワンデートーリックコンタクトレンズを処方してもらった。

近視用のワンデーコンタクトレンズは入れる向きは関係ない。しかしトーリックレンズは、レンズに刻まれているマーカー(極く薄い縦線)が下方向になるように装着しないと、正しく乱視矯正が出来ない。

長年コンタクトレンズを使っている僕は、近視用レンズであれば、鏡など使わなくても二、三分もあれば両目のレンズを装着できるのだが、トーリックでは時になかなかこのマーカーが見つからず、時間がかかってしまうことがある。この日も少々手間取って、10分ほどかかってしまった。ラリーにおける朝の10分はとても貴重だというのに。

それから、寝袋やマットをたたみ、ウエアやプロテクタを装着し、あとはヘルメットとグローブを装着したら乗れそうな状態になってから、テントを這い出した。この時点で五時半過ぎくらいだが、まわりのテントはすでに半分くらいは畳まれていて、早い人はすでに5時30分から提供されている朝ご飯を食べはじめていた。手慣れたラリーストは、とにかく朝の準備も早い。



朝露に濡れたテントを乾かす間もなく畳み、荷物をパッキングして、オフィシャルにあずけるダッフルバッグ(22.5kgまで)と、ミサイルサポートカーにあずける荷物に分け、それぞれの場所に運ぶ。この時点で、もう六時をだいぶ過ぎてしまい、朝ご飯は諦めた。これから朝食を食べて、食器を洗って片付けるなんて僕には到底無理だ。六時半からはブリーフィング、七時になればスタート。これはもう、こちらの都合がどうあれ、絶対に変わらない鉄の規律なのだ。

ブリーフィング会場近くに貼られている、DAY-1のリザルトを見る。

【クリックで拡大します】

DAY-1の場合は、SSが一カ所しかなかったため、「SS-1の順位」=「DAY1だけの順位」=「この日までの総合順位」となる。初日だけあって、SS不通化のペナルティーを受けているライダーは三台しかいない。

30位か…。
出走前には、「順位は気にしない、あくまで完走が目標」だと言っていたけれど、やはりこうしてリザルトが出ると、気になる。少しでも速く走って、ひとつでも順位を上げたい、という欲が出てきた。

この日のブリーフィングでは、ちゃんとガムテープをペンを持参した。コマ図の修正はなかった。CP/SS/給油ポイントもメモした。よし、大丈夫だ。

【これはなおとくんのガムテメモ。みんなそれぞれ自分が見やすいようにメモをとってます】

スタート順は、前日の総合成績順(ただし50ccのアドベンチャークラス二台は常に先頭)となる。30番ということは32番目スタートなので、7時16分頃のスタートだ。今日は少しでも早くビバーク地に着いて、せめて12時から5時間くらい寝れないかな…という気持ちでスタートした。3時間ちょっとしか寝ていない割には、不思議と元気だ。


6km地点から朝のSS。SSは初日からの通しナンバーになるので、これがSS-2ということになる。
コマ図を見る限りは極くシンプルなので、迷うことはなさそうだ。

しかしながら、SSに入ると、朝一番で体が目覚めていないのか、思ったほど体が動かない。うまく曲がれず、コーナーをオーバーランしたりして、SSを攻めているというよりは、無難にそこそこのスピードでツーリングしているようなペースになってしまった。うーん…これでは昨夜のSS-1と変わらないな。

いや、まだまだ二日目がはじまったばかりだ。6日目のSS-11までが勝負。少しずつSSというものに慣れて、タイムをつめていけばいいんだ、と気を取り直して走り出した。

しばらく走っていると、自分でコマ図に塗ったマーカーがおかしいことに気がついた。

…しかも、二コマ連続で間違っている。道なりが正解なのに、左折方向にマークされているのだ。初日のブリーフィングの前に、あわてて塗ったからだ。ここでは自分で気がついてちゃんと道なりに走れたが、ほかにも間違ってマーキングしてる箇所があるかもしれないから、気をつけなければいけないな。

64キロ地点。右ターンしながら、ここは昨日も逆走で走ったような気がするな、と思った。そのまま走り続けると、コマ図では舗装の表示のままだが、道なりにダートに変わった。ダートにはタイヤの跡があったのでそのまま走り続けたが、その次のコマがいっこうに現れない。見落としたかな…と思った頃に、向かいから一台のバイクがやってきた。見ると、ミサイルファクトリーの小川さんだった。65のコマも67のコマも見つからないよね?と言う。そうですね、なんかおかしいのかなあ。僕の後ろにも一台ライダーさんがいて、三人でコマ図とにらめっこ。

「あっ!!!」僕の後ろにいたライダーさんが叫んだ。「64km、右折じゃなくて直進!」
そう叫ぶやいなや、エンジンをかけて走り出した。ミサイル小川さんも僕も瞬時にして何が起こったかを悟り、それに続いた。

小川さんは、単に勘違いで曲がらなくていい分岐を曲がってしまったそうだが、僕の場合は、完全に「自分の塗ったマーカー」に騙されてしまった。このミスコースをきっかけに、僕はもう、今後コマ図にはマーカーを塗らないことを決めた。ちゃんと正解が書いてあるコマ図に、わざわざ自分が間違いを書き込んでしまう可能性があり、却ってリスクが増える行為だと悟ったのだ。もしマーカーを塗りたいのであれば、瞬時に判断が必要なSSの分岐だけにすればいい。SSの数コマだけであれば、間違いなくマーキングできるだろう。リエゾンではそこまで素早い判断は必要ではないし、マーカーが塗ってないほうが、却って色の情報に頼らずにしっかりコマ図のディレクションを確認することにつながると思う。この間違いは、今後のコマ図ラリーのために必要な経験だったのだと思うことにした。人は、自分の失敗からしか学べない生き物なのだ。

ここでのミスコースのタイムロスは、「いも天おいしいよ」と書いてあるコマで、小休止しておやつの「いも天」を食べているみんなに追いつくことでチャラにできた。朝ご飯も食べていないのでかなり空腹だったが、補給食のウイダーインゼリーとカロリーメイトを手早く食べて、「いも天」はあきらめ、先を急ぐことにした。

CP1を通過。ロスタイムは取り返した、もう大丈夫のはずと思って走り出した、本日何本目かのダート。
今日は、全然写真を撮っていないなあ…と、ふと景色に見とれて気が緩んだ瞬間に、転倒してしまった。

シフトペダルがとんでもない方向に曲がってしまった。

工具を取り出し、メガネレンチをかませて、元通りではないが、使える形状に修復。本当に、事前に鉄のシフトペダルに換えておいて良かったと心から思った。アルミペダルだったら、おそらく折れてしまっていただろう。

修理している間に、何台ものバイクが通り過ぎていくので少し気持ちが焦るが、実際にロスしたのはせいぜい20分程度なのだから、焦ることは無い。気を取り直して、CP2を目指す。


途中でなおとくんと会って、しばしランデブー走行を楽しんだりもした。基本的にはルート上をおおむねひとりで走っているのだが、たまに他のライダーと一緒に走ると、一人のときより速く走れたり、そのライダーから走り方を学んだりできるのだ。

給油とトイレと補給食は常にセット。無駄に休憩せず、リエゾンを飛ばさずに走ることが休憩だと思って、淡々と進んだ。

少々分岐がややこしいところもあったが、やがてCP2にたどり着いた。

その後、400km地点から先の、夜の林道のコマ図が複雑だった。
風車のそばから入っていく簡易舗装の林道と、その後の狭く分岐だらけの林道。真っ暗で分岐が多く、走っていると心細くなるような道で、向かい側から戻ってくるライダーと遭遇。「これ、おおてるん?」と関西弁で話しかけてきたのだが、今にして思えば、あれは誰だったんだろう。もしかしたら泉本さんだったりして。
このあたりで、だいぶ多くのライダーが翻弄されたようだ。

ただ、ここの林道は複雑ながら、僕には「これで合っている」という確信はあった。一日目が終わった後、多くのライダーが「タイヤ周長があわない、距離が合わない」と言っていたのだが、僕のrc-7はほとんど距離があっていたからだ。手動でラリーメーターのタイヤ周長を合わせるライダーは、だいたい2100前後の数字から合わせて行くので、少しずつ下げて行っても、今回の正解値である周長2050前後という、小さすぎるとも思える数字にたどりつくのに時間がかかったようだ。僕は、rc-7の自動周長補正機能を使用して、初日の30kmほどでこの周長にたどりついていた。全回のいわき林道ツーリングの教訓を生かして、数字が合うようになったら、自動補正機能はオフ。これで、ダートの一部をのぞいて、初日の早い段階から、距離はほとんど狂うことはなくなっていた。rc-7の自動周長補正機能は、使用していない人も多いようだが、これはrc-7のウリとも言える有用な機能だ。

それでもこの夜の迷路のようなダートの緊張感は高く、コマ図通りに舗装路に脱出し、コマ図に書かれていた430km地点のコンビニで、他のライダー二名に会えたときには、心底ほっとした。

ゴールまであと100kmということは、3時間以上はかかるわけだ。晩ご飯が食べられるのはまだまだ先だし、今日はそもそも補給食しか食べていない。コンビニでおにぎりを二つ食べてエネルギー補給。さて出発するかと思ったところに、なおとくんがやってきた。「今の林道やばいよねー。」「いやー。めぐが心配だよ。」そんな会話を交わしてから、一足先に出発した。

夜のSS-3。手前でコマ図を確認。
まあ、つまり道なりだよね。これは、間違えずにアケアケでイケるでしょう。

と思ったら、509.03kmのコマでやらかした。
橋を渡ったら、右からダートが合流しているように描かれているけれど、これは実際には正面の道なりにダートがある感じで、「道なり」の意識で行ったところ、ダートにつっこんでしまった。幸い、車体をそちらにつっこみながら「コマ図となんか違う」ということに気がついたため、大幅に通り過ぎることはなく、バイクにまたがったまま足で地面を蹴ってバックし、左のルートに復帰したが…またしても、SSをスッキリと全力では走り切れない結果となった。

SS-3を抜けたら、あと20km、なにもなければ40分ほどでビバークにつくはず。


23:20ごろ 結局、前日と同じくらいの時間にゴール。

SS-3で分岐を間違えた話をしたら、トシヨシさんもミサイル小川さんもみんな同じことをしてたそうで…なおとくんは、その向かいのダートから、間違えたバイクが出てくるところだったんで間違えずにすんだとか。そんな話をしながら、みんな、とても疲れているんだけど、なんだか笑ってるんだよね。

もろもろ整備やマップの巻き直しなどがあって、25:00でピットエリアはまだこの状態。


マシンをパルクフェルメに突っ込み、テントを貼り、晩ご飯を食べたら、今夜もまた三時間しか眠れないんだな…。
そしてこのときにようやく悟った。これは、最初から最後まで二、三時間しか眠れない日々が続くラリーなんだということを。明日は期間中で最長距離を走る日だから、ビバークへの帰還がなおさら遅くなることは間違いないだろう。もう、腹をくくるしかないんだ。

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TBI2016参戦記 DAY1
■4/29 (金・祝) DAY-1
TOTAL 362.80km  DIRT 116.83km

これまで体験したコマ図ラリーは、大昔にてんこも林道、また最近ではDoor of Adventureという初心者向けのものだけ。そのわずかな経験だけで、はじめて参加する本格ラリーがこのTBI2016というのは、今にして思えば無鉄砲なチャレンジだったのかも知れない。いやあるいは、知らないからこそ、無謀なチャレンジが出来たのかも知れない。

06:00 前夜、須崎市内のビジネスホテルでしっかりと睡眠を取った後、トシヨシさんとともに車で30分のTBIスタート地点「森の巣箱」へ移動。

08:00 マシンの準備と身支度を整えたら、まずは到着受付(受理書提示)と書類チェック(自賠責保険、登録証、運転免許所、健康保険証)を同時に受ける。受理書を見る限りでは、到着受付だけ先にやるように見えたので受理書だけを持って受付に向かったのだが、ベテランライダーたちがちゃんと他の書類も揃えてから受付の列に並んでいるのを見て、慌てて他の書類を取りに行って、列に並び直した。こういうところで既に経験値の差がついている。


これに合格したら、つぎは所持品とライディングウエアの検査を同時に受ける。雨具、非常食と水、ランプ、ホイッスル、コンパス、地図やパンク修理工具類などの携行義務品のほか、寝泊まりするためのテントや寝袋、ケータリングを受けるための食器も見せなければいけない上に、ライディングのためのウエアをすべて身に着け、ヘルメットやグローブも持って行かなければいけないので、重装備で大荷物を運ばなければならない。もとから汗かきの僕は、この時点で汗だくになってしまった。また、チェック時に、グローブを持って行くのを忘れ、再検査を受けるはめになった。

これが終わったら次は車検だが、車検が終わったらすぐに車両はパルクフェルメで保管され、スタート直前まで触れることができなくなるため、すぐにスタートできるように車検前に予め携行義務品を車両に取り付ける必要がある。また、マップは車検が終了した際に支給されるため、マップホルダはこの時だけは車体からはずして、一日目のマップをパルクフェルメの外で「手巻き」する必要がある。…ルール上では、そう解釈したのだが、どういうわけかパルクフェルメに入って電動で巻いていた人もいたような気がするので、これについては次回までにルール確認する必要がある。ちなみに僕はこのとき、自作した「電池で巻ける予備回路」を使ってマップを巻いたのだが、これを使用したのは初日のスタート前だけだった。

【せっかく作ったけど、別にいらなかったな…】

マップは6日分まとめて支給されるため、無くしたりしないよう、自分で管理しなければならない。ラリーにおける少ない知識で、「分岐方向をマーカーでチェック」という作業をやったのだが、マップは膨大な量で、スタートまでのわずかな時間では、到底六日分のマーキングなど終わるわけもなかった。ここでやるべき作業は、マーカーでチェックすることではなく、すべての日のマップを巻き直しながら(マップホルダに巻き取る際にはマップの後ろから巻くので、支給された状態から一度、全部最後まで手作業で巻く必要がある)、ガソリンスタンドやSS(初日は一カ所、2〜6日目は二カ所)の位置を書き出すという作業だったのだ。

ベテランラリーストであるトシヨシさんや、先月、湯布院ラリーに出ていたなおとくんらは、一角のテーブルに集まって、ちゃんとそういう作業をしていたのだが、僕はそこのテーブルが混んでいたため、ひとり違う場所で作業をしており、それに気がつかなかった。その結果、必要の無いマーカーを塗るのに無駄な時間を費やし、ガソリンスタンドの位置をすべてメモする時間がなくなってしまい、なおとくんらのメモを書き写させてもらうという、ラリーストにあるまじき行為に出てしまった。コマ図にかかれている小さい↓の意味がわからず、なおとくんに教えてもらったりもした。ここで指定の距離、という意味だそうだ。

なんとか、一日目のマップをマーカーでチェックし、ホルダに巻いた。この後、他にもそうしている人がいたので、マップを巻いたマップホルダを車両に取り付けに行ってしまったのだが、これはパルクフェルメへの立ち入りだから失格等の厳しいペナルティを受ける行為で、正しくは、マップホルダはパルクフェルメ解放後の15分ほどの時間で車両に取り付けなければいけないはずだ。これについてもまた、次回までにルール確認する必要がある。

ブリーフィングまでに残ったわずかな時間で、性懲りも無く二日目のマップにマーカーを塗った。この際に慌ただしく行ったマーカーチェック作業は、後に「やらなければ良かった」という事件に発展することになった。

12:00 食事の支給。この際は、紙皿や割り箸などが支給されていたため、食器をだす必要はなかった。


12:30 ブリーフィング。みんなが手にガムテープとペンを持っているのはなぜだろう?

ヤマテツさん(TBIを主催するSSERの偉い人)が話し始める。「CP1はXXkm〜YYkmの間、開設時間は…」。みんながガムテープにメモを取っている。ああ、そういうことだったのか…本当に、わからないことだらけだ。CPの位置や開設時間、またコマ図の変更がある場合などは、毎日のスタート前のブリーフィングで発表されるため、みんなガムテープにメモをとって、マップホルダの周辺や車体に貼付けるのだ。ひとりガムテープを持たない僕は、慌ててポケットを探り、幸い持っていたボールペンで適当なレシートの裏にメモを取り、後でガムテープに書き写すことにした。

【ブリーフィングで発表されるコマ図修正。これも各自メモしなければいけない】

もちろん、行きのクルマでいろいろトシヨシさんにアドバイスもいただいていた。しかしながらその意味は、自分で体験しないとわからない。そして、誰もが自分のことに一生懸命で、僕に手取り足取りやるべきことを教えてくれたりはしない。とにかく回りを見て、ラリーでやるべきことを自分で学ぶしかないんだと思った。

12:40頃 ブリーフィング終了と同時にパルクフェルメが解放される。




お隣にはこんな、ミックミクなバイクが…



13:00 グランドスタート。一台ずつ、30秒間隔でスタートして行く。
最初はアドベンチャークラス(50cc)の二台から。

その後はゼッケン順にスタート。ゼッケン53番だから、僕のスタートはだいたい27分後だ。

362kmという距離から計算すると、アベレージ30kmで12時間かかることになる。悠長に写真を撮っている暇はなく、淡々とコマ図に従って走る。前日よく寝たこともあり、気持ちよく走ることが出来た。

「四国のクネクネ路は、浮き砂とコケに注意」と誰かが言っていたなあ。100kmも走っていない頃に、その洗礼を受けた。舗装路に浮いた砂でフロントタイヤをすくわれて転倒。グローブの手のひらが破れ、TBIのために新調したマフラー側のサイドカバーがガリガリになってしまった。やれやれ…。幸いグローブは換えを持っていたし、怪我も大きなマシンのダメージもなかったため、ラリーを続行することができた。この転倒をはじめとして、その後もだいたい一日に一度くらいは、どこかで転んでいた。

この日は初日だから、主催者側のサービスもあったのだろう。17時に開設されるCPの直前にドライブインがあり、開設時間までに一時間近い余裕をもってここに到着するように設定されていたため、ここで蕎麦やおでんを食べることができた。



…次々と到着するライダーで語り合い、ゆったりとご飯を食べられたのは、この日だけだったかも知れない。



17時のSS開設待ち。

ここからまだ200km近い距離を走らなければいけないのだが、このころはまだ初日で体力もあるため、さほど心配はしていなかった。トシヨシさんのアドバイス通り、何度も停まらず、給油と補給食摂取とトイレは同時に済ませる。そんなことを心がけながら淡々と走った。

やがて夜になった。真っ暗な夜の林道を、コマ図を見ながらヘッドライトだけで延々と走り続けるという体験はとても非日常的で、このときに「TBIを走っているんだ」という実感が急に湧いてきた。

ラリーというのは、ルートのスピードやCPへの着順、ゴールへの帰着順などは成績にはまったく関係しない。コマ図を読み解き、正しいルートを通って、CP(チェックポイント)とSS(スペシャルステージ)の開設時間に間に合うようにたどり着けば、その点においては誰もが同じ成績ということになる。では、何で順位がつくかというと、SS区間のタイムアタックで、この時間の積算が少ないひとほど上位になるということだ。CP/SSの開設時間には幅があるが、SSのタイムで成績を競うという点ではオンタイムのエンデューロレースと同じだ。

そして、コマ図の解読ミスによるルートミス、マシントラブル、タイムマネージメントのミスによって、指定された時間にCPやSSを通過できなかった場合は、SSの合計タイムに、不通過一カ所につき+1時間という大きなペナルティーが加算されることになる。

やがてたどり着いたのは、夜のSS。
これはTBIの最後まで悩まされたことだが、お借りしたN-Systemのマップホルダは巻き取り力が弱く、夕方以降になると次第に巻き取れなくなる。その症状が出始めたはじめのうちは下のシャフトを手で回して緩めておけばなんとか巻き取れるのだが、やがて、そうやってもほとんど巻き取れなくなり、夜のSSにたどり着く頃には、ほぼ手巻きマップホルダになってしまうのだ。

そんな状態ではじめての夜のSSに、不用意に侵入してしまった。分岐らしきところでコマ図を確認し、次の次のコマを見たいのだが、電動では巻き取れない。手を離して手動で巻き取ろうとすると、そこはけっこうなガレ場で、あやうく転倒しそうになる。rc-7の示す距離とコマ図の分岐位置を見比べるのだが、舗装路では距離は合っていてもダートではどんどん狂ってくる。巻けないマップ、荒れた路面、狂う距離に戸惑い、まったくスピードが出せないまま、最後の分岐は鋭角に左ターン…あっ、と思ったときにはその分岐を通り過ぎていて、無理矢理Uターン。ようやくアクセルが開けられたのは、そこからゴールまでの、分岐のないわずかな距離だけだった。…そうか、これがラリーのSSか!コマ図で分岐をみながらスピードを競うなんて、なんと難しいんだろう。昼間ならまだ冷静さも保てるが、夜ともなると、緊張感と難しさは倍増する。

SSが終われば、ゴールまではあと少し…とはいえ、どうやら30km以上ある。がんばって走って一時間くらいだろうか。翌日のスタートに備えて、ガソリンも入れなければ行けない。

ここでFacebookにつぶやいたら、たくさんの人が声援を送ってくれた。

23:20 ゴールにたどり着いた。ミサイルファクトリーチームの中では、比較的早いほうだったらしい。トップの選手で、初日のゴールが22時30分頃だったそうで、これはかなりとんでもないことだそうだ。

到着したら、間髪をいれずにミサイルファクトリーサポートカーが用意してくれていたスペースでピット作業。

この日は初日なので、比較的整備箇所は少ない。チェーンにオイルをさし、ざっと各部のチェックをして、翌日のマップを巻く。たったそれだけのことなら、ベテランラリーストであれば30分でできることだ。しかし、段取りに慣れていないので、とにかく要領が悪い。


【こちらはピット作業テキパキのトシヨシさん、かっこいい…ラリーストの鏡だ】

24:30 ようやくマシンをパルクフェルメに入れた
25:00 テントを貼り、着替え終わったので、ケータリングサービスに行くものの「食器を持ってきてください」と言われる。そんなこともわかっていないのだ。

【鰹の塩たたきなど…おいしいんだけど、ゆっくり味わう暇はない…】

25:30 急いで食事を済ませて、就寝。翌朝は、5時に起きてウエアに着替え、テントをたたまないと、間に合わない。比較的早く帰って来れたつもりなのに、三時間半しか寝れないんだ…。

もっと早く帰ってきて、せめて一日五時間くらいは眠りたいな。そんなことを思いながら眠りについたのだが、翌日以降はもっと厳しい状況になることを、このときの僕はまだ知らなかったんだ。過酷な、想像していた以上に過酷な6日間は、ようやくはじまったばかりだった。

(TBI2016参戦記 DAY2 に続く)

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| オフロードバイク ラリー | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
TBI 2016 完走しました
まさか、毎日2〜3時間しか眠れないとは思ってもいなかったTBIラリー。


厳しい6日間でした。
総合10位までゴールドと言うことで、ギリギリでいただきました。
| オフロードバイク ラリー | 23:44 | comments(3) | trackbacks(0) | ↑TOP
TBI準備の週末
先週末は、勝沼クロスカップや深山クロスなど各地で楽しそうなエンデューロレースが開催されていて、通常の年ならそのどちらかに出場していたかもしれません。
しかし、今年はゴールデンウイークにTBIに出場するので、週末はひたすら整備と準備にあてました。

クラッチ一式交換

昨年11月に交換しましたのでまだ半年しか使っていませんが、TBIを最後まで走りぬくために、念のために交換です。クラッチ容量を少しでも稼ぐため、ジャダースプリングは無しにして、フリクションプレートはすべて同じものを使います。

レギュレーションで規定されている、オイルドレンボルトのワイヤリング

写真は撮り忘れましたが、オイル注入口のプラグもワイヤリングしました

フロントウインカーの位置を変更、距離を確認


ナンバープレートはダブルナットで固定し、さらにワイヤリング


リフレクター位置を変更、貼り付けの上でワイヤリング


rc-7(ラリーメーター)のセンサーを、キャッツアイセンサーからTrailtechセンサーに変更。

一旦取り外したキャッツアイセンサーも、予備で取り付ける予定

ブレーキホースを手持ちのステンメッシュに交換しつつ、センサーのケーブルとまとめて

ラリー車独特の取り回しに(詳細は秘密です、ミサイルファクトリーさんのノウハウなので)

電動マップホルダーのスイッチステーを製作。スイッチには防水カバーもつけました。

実は、ホームセンターで売ってる金具(47円)の加工品(´∀`)

切ったり穴広げたり曲げたりで

なかなかうまいこといきました。


配線のカプラー類は防水タイプに変更

ライトカウルの裏には、一部だけ非防水カプラも残ってますが、そこは念入りにハーネステープを巻いておきました。

前後タイヤ交換とホイールベアリング交換は今週末に行う予定です。

ヘルメット新調しました。

雨対策品も揃えました。


まだまだ忘れてることがありそうでなんだか不安ですが、ともかくTBIまであと少し。この週末には、すぐにでも出発できる体制まで準備を整えなくてはいけませんね。というわけで、Y2R1は欠席します。Y2参加の皆さんは楽しんできてくださいね。TBI参加の皆さんは、ともに最終準備を頑張りましょう!


| オフロードバイク ラリー | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
山梨エリアでコマ図ラリー
土日は山梨コマ図ツーリングでした!


30名ものライダーが参加した企画ですが、ツーリングといっても、一緒に走るわけではありません。みんなそれぞれコマ図を見ながら、バラバラに走るのです。

前夜の呑み会で少々飲み過ぎて早起きはできませんでしたが、7時過ぎに起きて急いで着替えて、8時にはスタートです。

この林道で、iPhoneを落としてしまいました…

下を見ながら最徐行で林道を戻ります。Uターン地点から7キロ強戻ったところで、ダートの上にぽつんと落ちているiPhoneを見つけました。頑丈なケースに入れていたので、中身は無事でした。

これでめでたく、最後尾のライダーになりました。一時間近くのロスタイムがあり、誰にも追いつけないかも…。

と、思っていたら
おや?

パンクだそうです。
パンクしたご本人はたいへんですが、僕としては、他のライダー達にまた会えたことがちょっと嬉しかったです(。>∀<。)

午後はさらにダート満載


標高の高いことで有名なこの峠は、霧が出ていてとても寒かったです。

午後5時半ごろにスタート地点に帰着。午前8時にスタートしてから9時間半経っていますが、お昼ご飯を食べた時以外は、小休止はするもののまとまった休みはとっていません。にも関わらす、トップライダーは二時間半も前に帰ってきてるのだから驚きです。携帯を落として戻ったり、メーターを何度か調整(ラリーメーターではないので、SpeedoDRDの設定をたびたび弄りました。それについてはまた、別の記事で書きます)したロスタイムを考えても、軽く一時間以上の差がありますね。すごいなぁ。

最後にカブで参加のライダーさんが帰ってきて、無事に終了しました。


楽しいコマ図ツーリングでした。

全ルートがおよそ300キロ、そのうちダートが100キロというすばらしいルートでした。頭も体もフル活用するのでヘトヘトになりますが、それがラリーの面白さですね。参加させていただき、ありがとうございました!
| オフロードバイク ラリー | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
週末はDOOR OF ADVENTURE春
春のDOAはワンデーのライト版。昨年に引き続き、マザー牧場スタート(千葉)で、関東エリアに住んでいる人は特に気軽に参加しやすいですね。

二週間前のモンスクを終えたあとに、コツコツ準備。
こんなステーを買ってきて

10年以上前から使ってるマップケースホルダーを

CRFに取り付けられるようにしました


トリップメーターの補助(区間距離確認用)にはサイクルメーター。

センサーキットだけ買って、メーターはセローについていたものを使い回しです。



デジタルメーター補正デバイスSpeedoDRDにて、距離ができるだけ正確に出るようにセッテイングを煮詰めます。


前後タイヤを交換して

…交換したら、またメーターが狂ったので再度補正して…(そりゃそうだ)

左右ミラーウインカー、ホーン、ナンバー灯、リフレクター、ブレーキランプなどを確認。

CRFの左側についているゼッケン風のハコは外しちゃったので、自賠責保険はここに入れるところを作りました。


さて、いよいよ明日です。朝6時から受付と早いので、今夜のうちにマザー牧場に移動しますよ。
| オフロードバイク ラリー | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
またまたコマ図ツーリングの週末
日曜日はまた、コマ図ツーリングにさそっていただきました。最近コマ図つづきです。(´∀`)

前日の激しい雨は、中央道、R20、青梅街道と、うちから西へ向かうルートをほぼ全部通行止めにしてしまったので、前夜祭の宴会は諦めました。

当日三時半に起きた時も埼玉はどしゃぶりで大雨警報が出ている状態でした。

アメッシュを見る限り、西へ脱出してしまえば大丈夫そう。少し雨が弱まった明け方四時半に出発しました。

そんな天気の早朝なので、圏央道〜中央道がガラガラで、移動は楽々でした。


やったーみんなに会えた!(´∀`)


企画引率はコマ図をつくってくださったT根さん。参加者はいつものミサイルファクトリー系の仲間や、急遽北4に出ることになったという久しぶりのトシヨシさんなど、楽しいメンバーです。

走行予定距離は320km、うちおよそ100kmがダートというルート。バイクはKTMとセローを積んでいて、KTMで走ろうとも思ったのですが、KTM125を長距離を走る公道イベントにたびたび使うのはもったいないというogwさんの一言で「それもそうだ」と思い直し、セローにしました。DOAにはKTMで出てみたけれど、やはり公道を長く走るのなら、耐久性の高いトレールバイクがいいですね。

セローには補正できるメーターはありません。およそ30キロ走った時点で、KM-TOTAL表示と比べて純正ODDメーターの走行距離は約1km少なかったので、3%ほどマイナス誤差があるようです。そこで、ハンドルにつけた自転車メータをコマごとにリセットし、区間距離だけを見て走ることにしました。

ツーリングは、「はぐれた時のためにコマ図を使いつつ、みんなで固まって走りますか」という話になっていたのですが、走り出したらいつのまにかやっぱりバラバラの、とてもコマ図ツーリングらしい形になりました(笑)。




ランチで何人かと合流、でも参加者の半分くらいがまだ来てない?







実は、いまっぽやdmkさんなど、いろんな人のマシントラブルがあって、後方のogwさんらはそれに対処してたそうで、それでバラバラになっていったんですね。

後半になって残り120キロほどになって、再び何人かの仲間が合流しました。
実は全員が迷ったコマがあって…実は右左が逆だったのです。どこがおかしいのか、僕にはさっぱりわからなかったです。が、ogwさんらラリーエキスパート達は、コマ図に書かれたランドマークからそれを見抜いて、「ここまでは絶対あってた。なので、ここを逆にいったらこのランドマーク迄の距離があうのでは」と気がつきました。すごい…!


合流した後の林道では、ミサイルogw夫妻にくっついて走りました。ラリー仕様のDR-ZとKTM250Fで林道をかっ飛ばす二人に、柔らかいサスペンション&ローギヤードのトレッキング仕様セローで付いて行くのは、なかなか大変!でも、こないだのエンデューロアカデミーで習ったことが役に立ちました。リアサスが柔らかく足下で暴れるセローも、強めのくるぶしグリップで押さえつけると安定するのです。

ちょっと冒険(^^)



まさか、この後dmkセローが動かなくなるとはこの時は知る由もなく…


残り100kmくらい、暗くなる前に帰ろう!と、みんなで舗装路もダートもがんばってノンストップで走りました。最後の最後でまたちょっと迷ったんですが、なんとか暗くなる前にデポ地に帰還。今回は大丈夫だったけど、やっぱりコマ図ケースにはバックライトつけなくちゃですね…。

と、みんな帰り着いたと思ったら、なおくんとdmkさんがいない。セローがマシントラブルで停まったそうで、2ケツで戻ってきました。そこからトランポでセローを回収に行き、帰宅したのは夜中の二時とか…。いやはやお疲れ様でした…

ああ、楽しかった!マシントラブルなどいろいろあって、全部走れなかった参加者もいますが、怪我人もなく、みんな笑顔でした。

すばらしい企画をしてくださり、そしてそれに誘っていただいてほんとにありがとうございました。またよろしくお願いします。

そうそう…今回はコマ図が事前配布だったので、事前にコマ図を読み、わかりやすいコマ図の塗り方を自分なりに考えました。目印には緑のマーカー。リエゾンのLRディレクションはピンクのマーカー。ピンクを目立たせる意味で、リエゾンのSOはあえて塗らない。区間距離が極めて短いところは、距離にマーカーを塗った上で、連続する枠を囲って1セットにしておく。距離的に給油すべきガススタやコンビニなど、必ず停車するところにはブルーのマーカー。


これで昨日走ってみたところ、自分にとって必要な情報がすんなり頭に入ってきて、とても走りやすく感じました。本当に大切な情報が目に飛び込んでくるように、マークし過ぎないことが僕にとっては肝要でした。当日朝にコマ図が配布されるイベントではあまり時間がないので、どこまで下読みし、適切にマークできるかはわかりませんが、やる意味はあるなと思いました。

| オフロードバイク ラリー | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
DOAに学ぶラリーの基本
今回の春DOAが、僕のコマ図ラリー出場四回目。無事に完走はしたが、反省すべき点や、また先輩のやり方や実走行から学ぶところが多かったので、次回のためにメモ。

・マップの下読みやマーキングについて

DOAにはSSがないが、もしSSがある場合は、その区間については瞬時の判断が重要になるので、蛍光ペンなどでディレクションマークをつける。
リエゾンについては、シラスさんの言うとおり、走っている際に時間にも気持ちにも余裕があるので、蛍光ペンによるディレクションマーカーは必須という訳ではない。特にスタートまでの時間が無い場合は、自分が間違いそうなところや必要な情報にのみマーキングすれば良い。僕の場合、方向で間違ったところはないのだが、区間距離が短いところのポイント通過が三度ほどあったので、こういう「自分が間違いやすい傾向にある」情報を目立たせたいので、次回から「KM-INTER 1.00以下」のところは数字にマークしておきたい。また、74キロ地点のGSで給油したために、後で再び給油することになってしまったのだが、100-120キロ前後の区間にGSがあることもあらかじめコマ図に書かれていたので、これを事前に把握、マーキングしておけば、給油は一度で済ませることができただろう。


・コマ図の読み方、判断について
DOAの場合、コマ図の地形、目標物、交差する道の形については比較的正確に書かれている一方、距離は時々(意図的な?)誤差があるので、コマ図に描かれた目標物や道の形を重視する。そんなに意地悪なところはないから、「深読みしすぎない」ことも大切。
人の行動につられず「自分の判断を信じる」こともとても大切。途中で向かいから「距離が合わない、間違っているよ」と何台もバイクが戻って来たところがあったが、そのまま前進したら、ちゃんと正解ルートだった箇所があった。分岐点に立った時の決断は、人に委ねてはいけない…自分と相談し、自分で決める…ラリーも人生も同じだね(笑)。

・メーター
これまでは自転車メーターをつけて、主に区間距離(KM-INTER)を目安に走っていたが、今回初めて距離補正付きメーター(ビートさんにいただいたもの)を使って総走行距離(KM-TOTAL)を補正しながら走ったところ、圧倒的に楽だった。ただし、取り付け位置があまり良くなかった。

純正メーターと同じ位置につけたのだけれど、これでは距離確認の際には目線移動が忙しい上に、前方への注意力が低下するため、危険でもある。アルミ板の上の余った部分にガムテープを貼ってCPをメモしているが、この位置にメーターを付けるべきだ。

・マップホルダー
電動や専用品である必要は現時点では感じないが、マップの枚数が30枚だと巻き取りがギチギチだった。

より深い密閉容器を見つけて、巻き取れる量を増やしたい。あるいはアルミで箱をつくるか?また、トンネルを出たらすぐに右折、といったポイントも多かったが、トンネル内ではマップがまったく見えなくなるので、夜のラリーでなくともバックライトは必須ではないにせよあった方が良いんだな、と思った。

・その他
スタートが遅い場合は特に、体力のあるうちには可能な限り先へ先へ進んで、時間を稼いでおく。もちろんスピード違反をして危険走行をするということではない。ただ、走り続けるということ。そうすれば後に時間の余裕ができて、より安全に確実に完走できる可能性が高くなる。また、時間や集中力のロスをなくすためには、エンデューロではいつも背負っているキャメルバックは有効。コンビニ等が見つからない場合、山中でのマシントラブルで足止めを食う場合なども想定して、携帯食も持つべきだろう。

雨の日には、浸水でマップが破れる場合があるので、裏面から荷造り透明テープを貼っておくといいそうだ。(ビートさん情報)

ラリーの完走とはまったく関係ない話だが、お楽しみという点では、一定間隔で写真撮影するヘルメットカメラがあると、自分の目で見た素晴らしい風景をまた後から楽しめて、楽しかっただろうな。NAPS練馬にて、アクションカメラを一週間2000円でレンタルしているので、次回は試しに借りてみようかな。

DOOR OF ADVENTUREはまさに冒険の入り口で、これをキッカケにしてこうして学んだことを生かして、いつかはもっと規模の大きいラリーも走ってみたいと思わせてくれる、素敵なイベントだね。
 
| オフロードバイク ラリー | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
Door of Adventure 2014春 at マザー牧場
今回のDOAは、KTM125EXCで出ることにしました。前回のDOA同様、普段から街乗りにツーリングにと使っているセローで出るのであれば、保安部品がもともとついているので準備は楽チンなのはもちろんわかっていました。

しかし、せっかくナンバー付きで公道を走れる125EXCだから、エンデューロや林道ツーリングだけではなく、公道イベントでも使ってみたかったのです。

サウイフモノさんにラリーマップステーをお譲りいただいたので、それを使ってラリー仕様にしていきます。でも、車検が通るように整備するのは意外に大変でした。こういうのも、やってみなければわからないものですね。

ハイビームがつかなくて、KTM埼玉さんに駆け込んだところさすがF宅さんはプロフェッショナル、僕が一時間以上さんざん悩んだ件をほんの五分で解決しました。

…まさかライトインジケータの麦球が付いていないことが原因とは、思いつきませんでした。
どうにかマシンは完成。KTM125EXC Rally。外装も綺麗なのをつけました。


準備は大変ですが、それも含めて楽しんでるんです。

前日の会場設営のお手伝いもしました。

コマ図を部単位にまとめています。


夜には青森から参加の早坂さんも到着し、プレ宴会



一夜明けて、良い天気に恵まれました。



みわちは先週のコマ図練習の成果が出せるかな?シラスさんは密かに優勝狙ってるらしいです(´ー`)

車検を受ける、なおとくんとめぐちゃん。DOA一回目からずっと皆勤賞ですよ。

(佐久間勉さん撮影の写真をお借りしました)

僕の弁当箱マップホルダーだと、今回のマップ30ページがギリギリ。

スペアチューブ仕込んでみました。

シラスさんの真似して、タイヤレバーはこんなところに仕込みました。


いよいよ冒険の扉が開きました。

実は走り出してものの五分でプラグがかぶって交換しました。もう予備はない…。ちょっとヒヤヒヤしましたが、その後は最後まで大丈夫でした。
写真はあまり撮れていないのが残念。素晴らしい景色を堪能できるルートに、時折楽しいダートが挟まれます。

74キロ地点で早めに給油してたあたりで、少し後からスタートのミサイルチームに抜かれたかな。

72キロで4.2リッターだから、こういう舗装路の多いラリーなら、満タンの9リッターで140キロ程度は無給油で走れそうです。
サウイフモノさんも早めに給油。


スタートがトップから一時間遅れなので、CP2までは給油以外の休憩を挟まずにどんどん進んで、時間を稼ぎます。


早坂さんとは何度も会いました(´∀`)


一人でルートを探しながら走ることを楽しむのがコマ図ラリーですが、たまに誰かにあって、しばらくは一緒に走ったりするのもまた楽しいものです。

さてご飯を、と思ったのですが、なかなかタイミング良く店が見つからない。シラスさん達やミサイルチームがラーメン屋に入って行くのが見えましたが、すでに10台くらいいたので、ここはオーダーに時間がかかりそうです。CP3の足切りにかかるのは絶対に避けたかったので、結局、ごはんはコンビニおにぎりでちゃちゃっとすませて、先を急ぎました。


ナビゲーション難しい、と書かれたダートでまんまと罠にはまり、同じところをグルグル二度も回るというミスコースでタイムロスはしましたが、他に大きなミスコースはなく(「あ、今んとこだ」って戻るのは、ちょこちょこありましたけど)、無事に時間内に全ルートを完走。オマケのトライアルはクリーン。やったねー。

昼ごはんを省略した分、二時間以上の余裕を持ってゴールできました。しかし、ミサイルチームでトップの小川さんは、ラーメン食べてたはずなのに同じくらいに戻ってました。さすが、速いですねー。サウイフモノさんも同じく早めに帰着していました。

昼の分の不足カロリーを補給

続々とゴールまで戻ってきました。みんな笑顔ですねー。


ご飯前だけど、ビールとスペアリブは別腹です!


晩御飯はジンギスカン

食べ放題!


酔っ払いの夜は更けて…


翌朝はゆっくり寝て、帰る前にKTM690の試乗をしました。

(佐久間勉さん撮影の写真をお借りしました)
…ヤバイですね。欲しくなりました。

それからミサイル仲間とお風呂に入ってお寿司を食べてから帰ってきました。アクアラインも首都高も空いてて、二時間足らずですんなり帰着しました。千葉って近いんだな。

事前のマシン準備からはじまったDOAの週末は、会場設営、コマ図ラリー、宴会、試乗会と、楽しいことが盛りだくさんでした。素晴らしいイベントをどうもありがとうございました。
| オフロードバイク ラリー | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
Door of Adventure 2014春 締め切りギリギリエントリー
今回は近場の千葉だから、交通費も安いし所用時間も短くて行きやすいよね!週末に怪我しなかったら(出れなくてもエントリーフィーは戻って来ないので、ギリギリでのエントリーが癖になってます)エントリーしようと密かに計画してたんだけど、そろそろ早期終了するかもしれないんだって。
なので、慌ててKTMのお店に駆け込んでエントリーしました。協賛ショップでエントリーするとエントリーフィー16000円が14600円、つまり一割引になります。

もちろん僕のラリーにおける所属はあくまでチームミサイルファクトリーのつもりなんですけども、なんだかんだでお店にも行けず、ツーリングの際にも申し込みそこねて、間に合わなかったので…今回はKTM中野さんにてエントリーさせていただきました。

さあ、ゴールあとにみわちと飲んだくれるのが楽しみだね!あと、せっかくなら次の日も千葉のダートツーリングしたいよね。なんか計画しようよ。

エントリーするなら急いでね!
http://doorofadv.exblog.jp
| オフロードバイク ラリー | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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