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LA訪問記 1
 【1日目:11/18(日)】
 東京 17:05発
 LA  9:45着

出発の日。僕らは東所沢駅から成田空港への直通バスに乗り、伊丹空港から来る両親とは成田空港ロビーで待ち合わせた。


父が高齢でゆっくりしか歩けないので、国内線から国際線への乗り換え時間が一時間半足らずしかない点で少し不安があった。航空会社(ANA)にその旨を申し出たところ、車椅子を手配してくれることになった。借りた車椅子をうちの母が押すのかと思い、それは大変だから手伝おうと思っていたのだけれど、どうやら介助スタッフがついて、荷物の運搬から車椅子の運行まですべてをやってくれるらしい。ならば安心なので、そちらは任せることにした。

僕らはまず、空港で旅行保険に加入した。滞在一週間、掛け捨てでおよそ一万円(二名分)というのは安くはない金額だが、怪我、病気、盗難など、どんなトラブルがあるかはわからないので、入っておくことにした。

それから、SKY Global WiFiのカウンターにて、予約しておいた米国で使えるWi-fi機器を受け取った。iPhoneをLAに持っていく場合、現地のAT&Tなどのキャリアを使用して通話や3Gによるモバイル通信網を使うこともできるのだが、データ通信ではあらかじめ国際パケホーダイ契約をしていていても一日2980円(データ転送量が25MB/日を超えるとこの値段になる。これは、スマホを使っているとあっという間に超える量)の料金がかかり、これが夫婦二台、一週間滞在した場合で計算すると、請求額は40000円以上とかなりの高額になる。レンタルWi-fiを使えば、一日1000円程度の定額にて、夫婦のiPhoneの両方で使えるのだ。

それから免税店で弟夫妻への少しの土産、それから父のために免税店でタバコと日本酒などを買ってから、国際線の乗り場近くで父母の到着を待った。

ほどなく、両親が到着した。伊丹空港では、近くに住む姉が見送ってくれたそうだ。成田の乗り換えでは、車いすと介助スタッフがついてくれたたおかげで、スムーズに両親と会うことができた。

LAまでは乗り換えのない直通便で、フライト時間はおよそ11時間。長いようだが、映画を見たり、うとうと眠ったりしていると、意外と長くは感じないものだ。ANAの直通便だからCAも日本人で、英語を使わなければいけないという心配もない。LAにつくまでの機内はいわば「日本の延長」という気軽なムードだった。

LA時間の午前9時半過ぎ、僕らの乗った飛行機は予定通りLAXに到着した。
ここからは、急に空気がアメリカに変わった。ヒスパニックらしい車いすのスタッフが迎えに来てくれ、当然英語で話しかけられる。まずCan you speak English?といわれ、ただひとことせめてA little.といいたかっただけなのに、初めて吸うアメリカの空気、雰囲気にのまれたのか、なんだか緊張して声が出ない。にやにやするだけのへんな日本人と思われただろう。

空港でのチェックは日本よりずっと厳しい。ひとりひとり、網膜や指紋をスキャンし、過去米国内で犯罪歴のある人物ではないかを確認する。職員がアンコー?と奇妙な声を発し、それが「観光?」と聞かれているらしいことがわかるまでには数秒かかったが、とはいえ、小さな四人組の典型的なジャパニーズファミリーの僕らは特に怪しまれるようなことはなく、すべての手続きはスムーズに行われた。

それから、ヒスパニックの女性スタッフに空港ロビーまで車いすで案内してもらった。

しかしここで、とても困ったことが起こった。彼女に支払うべきチップがないのだ。弟に会ってから、彼の手持ちのドルで円を換金してもらう話になっていたので、米ドルをまったく持っていなかったのだ。後で思えば、彼女が送ってくれたロビー内にはexchange counterがあったのだから、ほんの数分待ってもらってでも換金してチップを渡すべきだった。あるいは、日本円で1000円札を渡しても良かったかもしれない。しかしその時の僕はと言えば、何も思いつかず、ただサンキューと述べるだけでチップを渡そうとしない、無礼な日本人だった。彼女は、こんなに私は親切にしたのに、なんて失礼な、という憮然とした表情で立ち去った。この時のなんともいえない気持ちが、米国に滞在している間中、僕の頭を離れることはなかった。

それから数分後、空港に迎えに来てくれていた弟と会うことができた。半年ぶりに会う弟。歩行者用の信号はとても短いから気をつけて渡ってよ、と説明してくれる彼は、なんだか少しぶっきらぼうで怒っているようにも見えた。

いや、久しぶりにあう僕らはたぶんお互いに少し緊張していたんだろう…僕はきっと、アメリカという未知の場所で暮らし、いつの間にか何歩も僕の先を歩いている弟に対する眩しさで、そして彼は、LAまで来てくれた家族をしっかりサポートし、楽しませなければいけないのだ、という使命感で。

LAXから弟の車に乗り、走り出した。フリーウエイに乗ると、初めて見る風景が広がった。



これがLAなんだ、LAに来たんだという実感がじわじわとわいてきた。

最初に弟の勤務先があるLittle Tokyoを案内してもらうことになった。ここは空港と弟の家の中間に位置する、ロサンゼルスのダウンタウンにある日本人街の通称だ。

移民から現在までに様々な歴史の紆余曲折があった街だ。日本人街と言っても、現在では日本人や日系人がたくさんここに住んでいるというわけではなく、米国人や在米日本人向けの「日本的な街」といったところだ。

散策していると、遊園地の日本テーマパークを見ているような不思議な感覚にとらわれる。「どことなく変な、ニッポンみたいなアメリカの街」がそこには広がっている。







ん??渡る世間…??

日本でもおなじみのくら寿司という回転寿し店があり「Revolving sushi bar」と表記してあることに妙に納得した。昼食を食べたのはくら寿司でもこう楽でもなく、弟が時折同僚と来るという和食レストランで、日本人だか日系人だかが働いていて、オーダーもまるっきり日本語でOKなので、ここではいまひとつ海外に来たという実感がわかない。しかし、店のインテリアはやっぱりどことなく変なニッポンだ。



そして、料理の量はやはり米国人向けなのだなと思った。蕎麦とカツのセットは、それぞれが多めの一人前の分量で、美味しいのだが、全然食べきれなかった。


Little Tokyoの散策を終えた僕らは、次に弟の自宅まで連れて行ってもらうことになった。

(もちろん、続く)
| 2012 U.S.A | 01:17 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑TOP
よく、各国のサラリーマンの昼飯にかけるお金を比較することがあるれど、アメリカはどうなんですかね。
日本は平均こそ600円程度と高らしいのですが、最も多い価格帯は300円以外と
弁当が流行って飲み物にしかお金をかけない人が主流となりつつあると読んだ事があります。

私は、飲み物も持ち歩くので、殆ど0円ですけど。
| かすにん | 2012/12/19 8:33 AM |
かすにんさん、こんにちは。
一般的なアメリカの勤め人がどんなランチを食べているかは聞かなかったんですが、弟の場合は、週に一度のランチタイムミーティングのときにこういう店でみんなで会食をするけれども普段は弁当を持っていく、と言ってました。
ちなみに僕も昼食は自作もしくは300円前後のことが多いです。 休日の遊びにお金かかっちゃってますから、そういうところでケチらないと、ね…(^^;
| masato/がべじん | 2012/12/20 9:12 AM |
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